ランタンに彩られる街:2024長崎ランタンフェスティバル|長崎県長崎市|2024年2月
こんにちは、kehogiです。
2024年2月に開催された、長崎ランタンフェスティバル[長崎県長崎市]へ行ってきました。街がランタンの色に染まる、素敵な風景を紹介しますね。
また、シネマティックに仕上げた動画もYouTubeに公開していますので、そちらも見てくださいね。
ランタンについて
このイベントで飾られるのは中国ランタン(中国提灯)という色鮮やかな提灯(ちょうちん)で、長崎市の街中を彩る、様々な色のランタンが並ぶ風景は美しく圧巻でした。
ランタンフェスティバルについて
- もともとは、長崎市の新地中華街で中国の旧正月である春節を祝う儀式として行われていた行事と、元宵節(げんしょうせつ・旧暦の1月15日で日本で言う小正月)でランタンを飾る風習を組み合わせたものが発祥のイベントのようです。
- 例年2月に開催され、今年2024年は2月9日(金)〜25日(日)の17日間開催されました。
- 期間中、いくつかの会場に大小さまざまなランタンと、人・龍・動物などの型のランタンなど、15000個ものランタンが飾られます。
イベント会場
2024年のパンフレットに掲載されていた会場は以下でした。
- 中央公園会場:ランタンの飾り以外に、出店と食事をするテーブル・椅子があり、くつろげる場所でした。
- 浜んまち会場:商店街の中にたくさんのランタンが飾られ、それらを眺めながらショッピングをすることができます。
- 新地中華街会場:湊公園周辺がメイン会場だと思われます。大型のオブジェのランタンを眺めながら、食事をしたり、ステージ上のショーを見たり、ゆっくり過ごすことができます。 また中華街は買い物・食べ歩きを楽しむことができ、たくさんの人で賑わっていました。
- 孔子廟会場:1893年に建立された、中国の思想家・孔子を祀っている場所で、各種ショーが行われます。17時までの入場には入場料が必要なようです。
- 中島川公園会場:名所・めがね橋のそばにランタンが飾られていて、水面に映るランタンの光が、とても美しいようです。(今回巡れず)
- 興福寺:パンフレットを見る限り、お寺がランタンで彩られているようです。また、入場料が必要なようです。(今回巡れず)
- 月下老人:浜市アーケードに中国の縁結びの神様である月下老人のオブジェが立っていて、縁結びを願う場として、カップルなどに人気の場所になっているようです。(今回巡れず)
- 唐人屋敷会場:江戸時代、当時の中国から入国した人を管理するために建てられた建物が、ランタンで彩られるようです。(今回巡れず)
主なイベント
たくさんのイベント・ショーが行われるので、全てを網羅できませんが、主なものを書きますね。
また、長崎ランタンフェスティバル公式サイトにあるパンフレット(PDFファイルでした)に、イベント開催場所とタイムスケジュールを書いてありますので、現地行く前にチェックした方が、より多くのイベントを楽しむことができると思います。
- 中国変面ショー:僕のYouTube動画に出てきますが、踊りながら瞬時にマスクが変わっていきます。仕組みは極秘らしく、スローで見ても仕組みが分からないもので、とても見応えがあるショーでした。
- 二胡演奏:中国の伝統的な弦楽器・二胡が奏でる繊細な演奏を聴くことができる素敵なイベントです。
- エイサー:沖縄(琉球)の伝統芸能で、太鼓の音に合わせた演舞が素晴らしいショーです。昔は中国と琉球のつながりが強かったことから、そのご縁で開催されているようです。
- 龍踊り(じゃおどり):もともとは、中国で五穀豊穣を祈る雨乞いの神事で、長さ約20メートルの龍を操りながら踊るイベントです。(今回見れず)
- 皇帝パレード:清朝時代のお正月に、皇帝・皇后が町に繰り出し、新年を祝う姿を再現したパレードで、今回2回行われるうちの1回・特別版では俳優・福山 雅治さん が皇帝役、仲 里依紗さん が皇后役でパレードが行われ、大きな話題となりました。(今回、どちらの回も見ていません)
駐車場について
長崎市中心部のイベント会場付近は、かなり渋滞するという情報をネットで得ていたので、渋滞に巻き込まれるのが嫌な場合は少し離れた場所で低料金(打ち止め料金が設定されている)の駐車場を事前に調べておいた方がいいですね。
長崎ランタンフェスティバルの公式サイトにあるパンフレット(PDFファイルでした)にパークアンドライド(離れた市営駐車場に停めて、交通機関で会場に行く)の紹介がされていました。
今回僕はパークアンドライドではなく、市営の桜町駐車場に停めて、15分ほど歩いて最寄りの中央公園会場に着き、そこを起点にして各会場を巡りました。低料金で停められる市営駐車場が、いくつかあるので事前に調べてみてください。
いくつか会場がありますし、どの交通機関で行くかによって目的地は変わってくると思いますが、メイン会場と思われる新地中華街会場の湊公園を記しておきますね。
どうですか、夜を彩るランタンが、とても美しいと思いませんか。まだ行ったことがない方は、来年2025年はランタンの彩りに包まれてみませんか。
今回も、VLOG形式の動画を作成しました。僕なりにシネマティックな表現にしていて、この素晴らしいイベントを精一杯表現してみたので、ぜひ見てくださいね。
YouTube動画のラストに出てくる路面電車の風景です。ピンク色のランタンが電車の側面に映り込み、美しさに感動しました。
長崎市は今も路面電車が走り、江戸時代に各国と貿易を行った歴史があり、今も風情と美しさを感じさせてくれる街です。
「長崎で 会いましょう」
ぜひ長崎を訪れてみてくださいね。
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YouTube概要欄に書いた内容を再編集して記述しますね。(撮影に関しては写真も同様ですが、主に動画撮影の内容になります)
■撮影機材
カメラ:Sony α7R4
レンズ:
(各ステージ・混み合う中華街)
Sony FE 70-200mm F2.8 GM(SEL70200GM2)
1.4xテレコンバーター SEL14TC
(その他の場面)
コシナ Apo-lanthar 35mm
フィルター kenko ブラックミストNo.5(夜のシーンで柔らかい雰囲気にするために使用。最後の路面電車のシーンは外した)■編集機材・ソフト
写真編集: Lightroom
動画編集: DaVinci Resolve(無償版でカラグレ練習中)
PC: Macbook Air M1(メモリ16GB)・「望遠レンズを持っていった方がいいかな」と思ったのは、ショーの撮影において当たりでした。ただ、望遠レンズ手持ち動画撮影は、高難易度なので、体をかなり固めて撮っても動画が揺れてます。
・またコンパクトな一脚は持っていったものの、満員の観客席では使用できず(身動きもできず)、全て手持ち撮影です。手ブレ防止機能と、動画編集ソフトのスタビライズ機能で、ブレは少々軽減されています
・撮って出しの動画(mp4)は、かなり色鮮やかで綺麗でしたが、シネマティックな感じにしたくて、階調ごとに青・オレンジを足したり、少しくすんだ感が出るようにしてみました。
(ただし、女性が出てくるステージは、顔色が悪くならないよう、他のシーンとは分けて編集しマゼンタ色を足したり、コントラストも少し下げてます。)・演者さんの手元などを拡大した動画は、APS-Cモード(1.5倍クロップ)で撮影し、さらに動画編集時に拡大しています。(4Kで撮影しHDにダウンコンバートしているので、画質的に少し余裕あり)
・カラーグレーディング初心者で、今回ログ撮影にチャレンジしようと考えてましたが、まだ勇気が出ませんでした。