古代人の祈り:押戸石の丘|熊本県阿蘇郡南小国町
こんにちは、kehogiです。
この記事を書いているのが2023年12月の冬至直前。
寒波によって街でも積雪していて、冬本番という感じです。
11月下旬に行った押戸石の丘[熊本県阿蘇郡南小国町]は、とても寒かったけど、まだ秋を感じることができたので、それから1ヶ月で冬が深まったことを実感しています。
神秘的な場所で、素晴らしい夕景と星空の景色を見ることが出来たので、紹介しますね。
- 阿蘇外輪山上の草原にある丘に、巨石が並んでいます。
- 並んだ巨石のうち最大のものを、通称「押戸石」と呼ぶそうです。
- シュメール文字と言われる、古代象形文字が刻まれた岩がある。
- 日時計の役割をもつ岩、方位磁石を近づけると針の向きが変わる岩がある。
- 古代日本人の祭礼の場であったとされていて、縄文時代の民が祈りを捧げた場所との説もある。
- 雄大な自然と神秘的な巨石によるパワースポットとして人気があります。
大小数百個もの石群があると書かれた紹介サイトもあったので、石をよく探す必要がありそうです。(僕は10個ほどの巨石しか見てないので)
以下のマップを参照してください。
近くに駐車場とキャンプ場があります。
また、この記事の後半にYouTube動画を貼っています。
その動画の中で、ここまでの道のり(未舗装の道路)などを解説しています。 道路が狭いので気を付けて、また入場料を払って入場するようお願いしますね。
草原の向こうに太陽が沈んでいきます。
とても静かな時間でした。
対して朝陽は、くじゅう連山の方角から昇ると思うので(季節によって変わるが)、それも美しいだろうと容易に想像できます。
そして訪れる青い時間(ブルーアワー)
この写真は、太陽が沈む写真から40分後。(ブルーアワーは日没から、だいたい30〜40分後と言われてますね)
日が沈み急に冷え込んできたけど、神秘的な空の美しさに魅了されていました。
この日は明るい月が出ていたので、星空は期待出来ないと思っていましたが、空が暗くなっていくと美しい満点の星でした。
星空の下で佇む巨石群は、古代日本人のどんな願いを届けたんでしょうか。
トンガリ形状の押戸石の直上に北極星が煌めいています。
このアングルで撮影するには、位置を少々探る必要があります。
「北極星に祈る際は、この位置に立ったってことだね。」ということになりそうです。
僕にはスピリチュアル的な力はないので、特に何かパワーを感じた・授かったということはありませんが、雄大な草原の中で太陽と星を眺め、僕なりの祈りを捧げてみたことで、心が穏やかになった気がします。
穏やかな世の中になって欲しいと思います。
この日撮影した星空写真・星空タイムラプス動画・星空動画は、YouTube動画に詰め込みました。
ぜひ見てくださいね。
押戸石の丘での撮影を終えて、更なる星空撮影のために、阿蘇山の草千里ヶ浜へ向かいました。
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カメラ①:Nikon Z6ii
レンズ:Nikon z24-70 f2.8s
レンズ:Sigma 20mm F1.4 DG DN | Art
マウントアダプター:Megadap ETZ21
ソフトフィルター:kenko プロソフトンクリア
三脚使用カメラ②:Sony α7R4
レンズ:Sigma 20mm F1.4 DG DN | Art
ソフトフィルター:よしみカメラ StarMist2
三脚使用写真編集: Adobe Lightroom