天の川撮影ゆっくり登山:阿蘇山 中岳付近|熊本県阿蘇市
こんにちは。kehogiです。
いつの間にか12月になりました。
あっという間にクリスマス、そして年末から新年、そんな師走らしい流れになるんでしょうね。
2023年10月に、阿蘇山の中岳付近で絶景を眺めた記録です。
今回登ったルートは、中岳・高岳に登るいくつかのルートのうち「ロープウェイルート」と呼ばれるルートで、その名の通りかつてのロープウェイ路線(仙酔峡ロープウェイ)沿いを登っていく登山道です。
ロープウェイルートは傾斜がキツい場所はあるものの、比較的安全なルートで、かつての観光用道路(歩道)につながっています。
(今回の目的は夕景と星景の撮影で、カメラ機材が重いので安全なロープウェイルートを選択し、火口そばの展望所まで登りました。それで中岳・高岳には登ってはいません。)
阿蘇山にはかつて、仙酔峡ロープウェイと阿蘇山ロープウェイの2つのロープウェイ路線があり、それぞれ運営の厳しさと阿蘇山の噴火や熊本地震による被災などの理由により、現在は運休となっています。
上の写真は昨年2022年に撮影したロープウェイ駅跡地です。 この時、廃墟のような姿で火口近くに建っていた建物は既に撤去され、現在は更地になっています。
動画の中で僕が語っているのですが、ロープウェイが動いていた時期は、たくさんの人々がこの駅に降り立ち、火口見学で歓声を上げていたと思います。かつての賑わいの跡地ですね。
ちょうど太陽が沈みゆくタイミングで展望所に着いたので、火口越しの日没をゆっくり眺めることが出来ました。
空が濃い青に包まれると、熊本市方面の街の光が灯り始めます。
夜空が暗くなると、噴煙越しに天の川が煌めきます。
”夏の天の川”と呼ばれる天の川銀河中心部分の撮影シーズンが終わりを告げました。 季節が秋から冬へと向かう中で、星空は新たな年に向けて動いていきます。
そして年が明けた2月ごろに、日の出前のわずかな時間だけ会える夏の天の川。 極寒の中で会うのが楽しみです。(放射冷却とかで、めちゃめちゃ寒いんですー)
今回は、前編・後編に分けて投稿しています。
前編は登山しながら僕が、ブツブツ喋っている動画で、後編は夕空から星空へ移りゆく中で、僕が撮影方法などを喋っている動画です。 それぞれに美しい絶景が詰まっているので、見てくださいね。
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【夕景写真・星空写真・星空動画】
camera: Nikon z6iilens: フォクトレンダー Apo-lanthar 35mm(夕景の一部)
lens: Sigma 20mm F1.4 DG DN | Art
マウントアダプター:ETZ21
filter: プロソフトンクリア(星空写真・動画)
三脚【車窓・登山風景の動画 など】
camera: Nikon COOLPIX W300
手持ち三脚
夜の登山を推奨する記事・動画ではありません。危ないことも多いですからね。