心穏やかに 南阿蘇鉄道を眺める旅|熊本県阿蘇郡南阿蘇村 高森町
2023年9月上旬の阿蘇山で、困難の果てに西村彗星に会う事が出来た後のお話です。(西村彗星のお話はこちら)
明け方近くの彗星撮影だったので、すぐに薄明の時間になり、
夜が明け始めると、雄大な景色が見えてきます。 次の活動を始める時間になりました。
今回の旅では彗星撮影後に、南阿蘇鉄道の写真を撮ると決めていました。
その理由は、今年(2023年)7月15日からの南阿蘇鉄道の全線運転再開。
南阿蘇鉄道は、2016年の熊本地震で被災し、限られた区間で運転を続けていたので、その間復旧を願い、鉄道に何度か乗ったり、写真を撮ったりしていた僕にとって、嬉しいニュースでした。
そのため、南阿蘇に行きたい気持ちがずっとありましたが、今年の夏は夜になると雲が出る日が多く、星の撮影と絡めて行く事が出来ずにいましたが、今回やっと念願が叶いました。
この夏手に入れた、超望遠レンズを使って遠くからの撮影です。
事前のイメージでは、南阿蘇の美しい自然や田畑の中を、可愛らしく走る姿が見えていて、その通りの風景になりました。
さっきの写真を拡大してみると、駅舎の屋根が青くて、とても可愛いですね。
この駅舎は、「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」なんですが、とっても長い名前ですね。 また調べてみると、金曜・土曜だけ営業する「ひなた文庫」という古本屋さんがあるようで、とても素敵だと思いました。 今度阿蘇に星を眺めに行ってタイミングが合えば、寄りたいなと思っています。
撮影している場所は、南阿蘇パノラマライン展望所。
道路沿いでアクセスが良く、南阿蘇の素敵な景色を一望する事が出来ます。
ブログを書きながら写真を見ていると、心がほんわかしてくる風景です。
この風景、可愛くないですか?
田んぼロールでしたっけ?何て名前か忘れましたが、牛の飼料にするために、丸めているようですよ。
田んぼロールの風景を拡大してみました。
白いロールに混じって、軽トラックがミニチュアのように見えます。
そして山を下りると、見晴台駅へ
この駅舎も、とても可愛いですよね。 そのため、以前の「午後の紅茶」のCMで登場しています。(素敵な動画がYouTubeで公開されているので、探してみてくださいね。)
それから、よく伺っている高森町のカフェに行こうとしたら店休日でした。 残念!また今度お願いしますね。
鉄道と一緒に写っているのは、ヒマワリとコスモス。
お花いっぱいの農園の風景から、季節が夏から秋へと変わっていくことを感じました。
そんな南阿蘇の季節の移り変わりは、この先もずっと繰り返されていくんでしょう。
南阿蘇の四季折々、美しい景色の中を走る南阿蘇鉄道の姿をイメージ出来る、秋を間近にした1日でした。
南阿蘇パノラマ展望所から撮影した星空タイムラプスと、Googleマップです。 よければ、タイムラプス動画も見てくださいね。
この日のカメラ・機材は
【朝焼け・お花の中を走る電車】
camera: nikon z6ii
lens: z24-70 F2.8
【展望台からの電車風景・見晴台駅】
camera: sony α7R4
lens: SEL200600G(200-600mm)