志賀島へ-2:志賀海神社|福岡県福岡市東区
『志賀島[福岡市東区]って、福岡市近郊に住んでいる人からしたら、日常的なドライブコースで「旅感は無いよね〜」って人が多いかもしれないけど、行ってみると、やっぱり素敵な場所でした。』
って書いたのが、前回の「潮見公園展望台」の投稿。(こちら)
今回の投稿は、潮見公園を下って、志賀海神社でお参りをした景色です。
志賀海神社は、海の神様で、海の底・中・表を守る綿津見三神(下記の神様)をお祀りする神社となっています。
・仲津綿津見神(なかつわたつみのかみ)
・底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)
・表津綿津見神(うはつわたつみのかみ)
この日は陽射しが強くて、とても暑かったのですが、参道の景色は、とても清々しく感じました。
とても立派な山門ですね。
以前来た時は、夕方で時間外だったので、山門が閉まっていて、ここで手を合わせてお参りしました。 なので、中に入ってお参りするのは、記憶の限りでは初めてだと思います。
太陽の光、そして影、美しい境内ですね。
なんと表現したら良いか分からないのですが、存在感というか、凛とした佇まいというか、何か感じるものがありました。
またお約束ですが、この写真はお参りで手を合わせて、写真を撮らせていただくお願いをした後で撮らせてもらいました。
これは、僕の心に刺さった風景なのですが、本殿の柱越しに青い海と青い空が見えると、心が晴れていきました。
そして、その先にある鳥居へと歩みを進めると
いやー、絶景ですね。
「遥拝所(ようはいじょ)」と記された鳥居の先に見える「青い風景」。
「遥拝所」についてよく知らないので調べてみると、「遥拝」は「はるか遠く離れた場所から神仏を拝むこと」となっている事から、離れた場所に存在している神様へお参りする場所という事になるでしょう。
つまり、海が神様そのもの。
写真では分かりにくいのですが、僕が見た時、鳥居の上に置かれた小石の隙間の光が、とてもキレイで、青い空が透けているようでした。
心地良い風が、海から抜けていきます。
志賀海神社のホームページによると、神社の創建時期は明らかでないものの、ここ志賀島は、神功皇后(じんぐうこうごう)の三韓出兵に関する伝説が多く残っているそうです。
神功皇后の三韓出兵といえば、以前投稿した「大己貴(おおなむち)神社[福岡県朝倉郡筑前町]」(こちら)が日本最古級の神社であり、三韓出兵に際して神功皇后が兵を集める祈願をしたことが起源になっています。
神社は、太古の歴史・伝説で繋がっているんですね。 感慨深いものを感じつつ、歴史・伝説を知りたいという知への探究心も生まれました。
また、志賀海神社はパワースポットとしても人気があるようで、龍神さまの存在が、分かる人には分かるそうです。
確かに参道・境内の澄んだ風景や、「遥拝所」からの眺めを思えば、パワースポットというのも頷けますね。
さらに、このプチ旅は後日投稿の「志賀島へ-3(和カフェ)[福岡県福岡市東区]」(こちら)へ、続きます。 そこでは、龍神さまとの出会いがありました。
この日のカメラは
camera: nikon z6ii
lens: フォクトレンダー apo-lanthar 35mm
マウントアダプターETZ21使用(E→Z)