イベント巡り

希望(動画):第364回筑後川花火大会|福岡県久留米市

第364回 筑後川花火大会,福岡県久留米市
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 福岡県久留米市で開催された筑後川花火大会は、開催回数が364回ということで、江戸時代の1650年から開催されているそうです。すごいですね。

そんな歴史ある筑後川花火大会の撮影に行ったのですが、実は僕は久留米市出身ということで、特別な思いを持っての撮影になりました。

イベント名第364回筑後川花火大会
開催日2023年8月27日(日)
時間19時40分〜20時50分
打ち上げ数約15000発
イベント概要

 僕が撮りたい花火の風景について、お約束ですが

 僕が目的とする花火を写真に収める行為は、少し離れた場所から、花火の手前にある町の風景や、花火の先にある自然の景色なども合わせて1枚の画にすることを目的とします。(望遠レンズの「圧縮効果」を利用して、風景を圧縮する表現技法とも言えます。)

町の風景と花火が組み合わさることで、間近で撮った写真とは違った世界観を目指したものなんです。

さて今回は、どんな風景に出会えたんでしょうか。

 今回の撮影場所は、打ち上げ場所から10km以上離れた場所で、山から見下ろす形での撮影になります。 すると困ったことに雨が降ってきました。

ネットで情報を見ると、「開催決定」となっているので、雨が降っているのは山だけなんでしょう。 この場所を選んだ以上、これは仕方ないですね。

第364回筑後川花火大会,福岡県久留米市

 花火が上がり始めました。

この写真の右側の花火は、久留米市長門石の打上げ会場から上がっていて、左側は久留米市小森野町の打上げ会場から上がっています。

その間隔は約2kmで、街とともに1枚の写真に収まる花火の風景は、いいものです。

この筑後川花火大会は、歴史もあるし、打上げ規模も西日本最大級ということで、子どもの頃から何か誇らしく感じていたんですよね。

第364回筑後川花火大会,福岡県久留米市

上の写真は、久留米市長門石の打上げ会場から上がった花火です。 

もともとは、ここ1ヶ所だけで打ち上がっていました。 たしか、どこかの花火大会で事故(観客の将棋倒し)が起きた後からだったと記憶していますが、安全面から打上げ会場が2ヶ所に分かれ、2ヶ所から打上がる現在の形式になりました。

上の写真、光の線になってて分かりにくいですが、九州新幹線が通ってますね。 鹿児島本線の在来線も、打上げ会場そばの鉄橋を通るのですが、「電車から見える花火も素敵なんだろうな。」って、いつも思ってました。

第364回筑後川花火大会,福岡県久留米市

上の写真は、久留米市小森野町の打上げ会場から上がった花火です。 市役所の大きな建物も写っています。

先ほど書いた経緯で出来た打上げ会場で、観覧会場を含めて広さがあるからか、こちらの会場がメイン会場となっています。 昨年火事があったことから、今回は大きな尺玉は上げなかったようですが、見応えのある花火が続きます。

過去に、長門石の打上げ会場で上がる花火を見ていると、小森野町の打上げ会場から大きな花火が上がり、少し寂しい気分になったこともありました。 しかし今回、撮影した動画を編集してみると、どちらの会場からも、たくさんの花火が上がっていることが分かり、過去の記憶が昇華した気がします。

 今回、撮影場所は雨が降り続いたので、僕は傘をさし、カッパをカメラとレンズに巻き付けていました。

そんな環境だったので、写真の撮影を早めに切り上げて、カメラに任せて動画撮影を主に行なっていました。 写りの良い写真が少なくて、後で困ったものの、動画を撮って本当に良かったと思っています。

 動画の編集は、かなりパワーと時間を掛けて行いました。 

動画編集をしながら考えていたことを、上記Youtube動画の概要欄に書いたのですが、こちらにも書きますね。

『動画のテーマは、「希望」(特に子どもたちへ)と「夏の疾走感」です。 ご時世がら、夏祭りに行けなかった子どもたちがいたとしたら、「2023年の、夏の華の美しさを感じて欲しい。覚えていて欲しい。」という想いを込めて動画の編集をしました。

話変わりますが、欲を言えば、久留米市の小学校の道徳の授業か何かで、電子黒板にこのYouTube動画を映してくれて、クラスで鑑賞とかしてくれたら幸せなんだけどな〜 (視聴回数は伸びなくても、その1回の向こう側に、30人の笑顔があれば、動画を編集した甲斐がありますね。)』

打ち上げ地点(久留米市小森野町)は、この付近で、対岸がメインの観覧会場(篠山会場)になります↓↓↓

この日のカメラ(写真・動画)は
camera: sony α7R4
lens: SEL200600G(FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS )

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