阿蘇の夕暮れ そして星空:杵島岳|熊本県阿蘇市
素敵なカフェで美味しいじかんを過ごし、草千里ヶ浜で大地のじかんに想いを馳せた後、太陽の傾きに合わせて、杵島岳に登り始めます。
杵島岳は、僕がとても好きな山です。
舗装路で山頂まで登れる山と聞くと、お気軽な気がしますが、階段がちょっとキツいですよ、、
また、この日は機材含めた荷物が22kgほどあったので、歩みがキツかった。
呼吸が乱れていたので、呼吸を整え、呼吸と同期するように階段を登っていくと、終盤は少し楽になりました。
やっぱり絶景だと思います。
実は、階段を登りながら、間も無く退職することへの不安が湧いていたのですが、「いつでも光が照らしてくれるから大丈夫。」そう言い聞かせて登ってました。
雲が多い夕空ですが、太陽の存在を感じます。
杵島岳は、火口跡をぐるっと歩くことができます。それが、また絶景なんです。
その道は舗装路ではないので、登山靴が必要ですね。
鹿さんたちが、キャーキャーと、悲鳴のような鳴き声をあげて遊んでいます。3匹写ってますが、5匹いましたね。
カメラ2台を、離れた別々の場所にセットしようと考えていましたが、鹿さんに蹴飛ばされると、カメラが壊れてローンだけが残ることになりそうで、それはやめました(笑)
野焼き後の緑が、きれいですね。
夕暮れ時でも色鮮やかで、低い稜線上にある緑に囲われた歩道を、今からでも歩きに行きたくなりました。
素敵な道なので、またの機会で歩いてみようと思います。
阿蘇市に光が灯り始めます。
日没から30分ほどして、カメラ2台を配置し、撮影を開始しました。
雲が多い空でしたが、雲間の星が分かります。
晴れてくれる期待を持って僕は、ゆっくり過ごしていましたが、雲が夜空を覆いつつあります。
カメラが集める、雲の向こうの微かな煌めき。
ほぼ雲に覆われましたが、高感度設定ゆえに、僕には見えない光を、カメラが見てくれています。
しかし
「もう今日は、ここまでだね。」
晴れを願い、夜空を眺めていたけれど、少しずつ機材を片付け始めます。
すると
夜空に煌めきの川が、見えるようになりました。
「ありがとうございました。」
30分ほど雲が晴れ、天の川と流星を、自分の目で見ることができた時、空にお礼を言いました。
そして再び雲が夜空を閉じていくと同時に、僕は濃い霧に包まれます。
機材や荷物が、湿気でしっとりし始め、
星空の余韻にひたることなく、急いで下山することになりました。
「機材が、重いっ、、、」
動画を作成したので、見てくださいね。
この投稿のカメラは
camera: nikon z6ii
lens: z24-70 f2.8
camera: sony α7R4
lens: 14mm f1.8GM