春花火:第29回Fukuoka東区花火大会2024 |福岡県福岡市東区(超望遠レンズで飛行機・花火動画撮影|福岡空港)
こんにちは、kehogiです。
2024年4月末、夏を前に行われた花火大会の美しい風景を紹介します。
撮影した動画をYouTubeへ投稿していますので、そちらも見てくださいね。花火が素晴らしくて、圧倒的な風景ですよ!
イベントについて
- イベント名: 第29回FUKUOKA東区花火大会
- 打上げ場所:福岡県福岡市東区 香椎浜海上
- 開催日時: 2024年4月27日 19時30分開始
- 打上げ数: 7,000発
- 香椎のビル群と花火が、とても映えるイベントです。
打上げ場所
打上げ位置に近い場所の、マップを示しますね。
今回は、打ち上げ会場から約12km離れた、糟屋郡宇美町の井野山から撮影しました。
以前、井野山山頂から飛行機の撮影をした記事に概要を書いていますが今回も、ざっくり説明します。
- 標高236mの山で、舗装路を30分ほど歩けば、見晴らしの良い山頂(絶景の360度ビュー)に着きます。(歩行時間は個人差がありますが、登山用アプリのマップを見てみると42分でガイドされていました)
- 山頂からは、福岡の街並み、博多湾・玄界灘が良く見えます。
- そして福岡空港と、離発着する飛行機を見ることができます。過密空港と呼ばれるだけあって、ひっきりなしです。
- 以下のマップで示した井野公園に、車などの乗り物を停めることができます。
- 井野公園に仮設トイレが、有り難く設置されています。途中・山頂にトイレはないので、まずトイレに立ち寄ることをおすすめします。
- 井野山には、かつて唐山城(からやまじょう)という戦国時代のお城があり、天正2年(1574年)に築城されたそうです。
昨年は、望遠レンズを携え花火大会を10カ所ほど巡りました。
打ち上げ会場近くで撮影するのでは無く、離れた場所から撮影するのですが、その意図を記しますね。
(なお、昨年は望遠レンズ1本でしたが、今年は2本に増やしています。お金は、すっかり無くなりましたが、素晴らしい体験が増えました!と思うようにしています。)
- 僕が目的とする花火を写真・動画に収める行為は、少し離れた場所から、花火の手前にある町の風景や、花火の先にある自然の景色なども合わせて1枚の画にすることを目的とします。
- 望遠レンズの「圧縮効果」を利用して、風景を圧縮する表現技法とも言えます。
- 人が暮らす風景と花火が組み合わさることで、間近で撮った写真とは違った世界観を目指したものなんです。
- 今回の撮影場所から打上げ会場までの距離は約12km、焦点距離400mmのレンズで撮影できる距離と予想していました。(引きの画なら200mmでもOK)
夕暮れ時の福岡の街を写真に収めようと、花火が打ち上がる1時間半ほど前に山頂に着きました。
井野山と言えば、飛行機の撮影場所としても認知されています。
ただ、機材を背負って登るのは大変なので、カメラマンで溢れることはありません。登山や散歩をされている方々が多いですね。
福岡空港を見下ろすことができるので、ひっきりなしに離着陸する飛行機を眺めたり、写真に収めることができるんです。
早良区の百道までの距離も約12km。
福岡タワーを、しっかり収めることが出来ます。
飛行機は、かなり手前を飛んでいるのですが、あたかも福岡タワーそばを飛んでいるように圧縮されて見える(圧縮効果)のも望遠レンズで撮影する醍醐味だと思います。
それから、飛行機が飛ぶ風景を見ていると、旅がしたくなりますね。
福岡の街に、日の入りの時間が近づき
最後は、糸島市の方向に太陽が沈みました。
写真の編集時に気付きましたが、この写真には太陽の黒点が写っていました。
この花火大会は、以前マリンワールドでイルカショーを見ている時に博多湾越しに見たことがあり、それを含めると今回で2回目。ちょうど、その反対側からの眺めになります。
香椎のビル群と花火、そしてその周辺にも人が営む光があり、さまざまな光が凝縮された風景です。
昨年、望遠レンズを思い切って手に入れる際に思い描いていた、撮りたかった風景が、ここにはありました。
街と花火の風景を撮りたくて、花火大会を巡った2023年。
2024年になり、特に福岡の街の美しさが際立つ風景に出会えて幸せでした。
望遠レンズが映し出す風景は、とても緻密で、写真を編集していると、よく伺うカフェを見つけました。
健康的な食事を、本当に美味しく頂けるカフェです。ぜひ行ってみてくださいね。
フィナーレの花火は、これでもかと言わんばかりの打上げ数で、圧倒的な光景でした。
12km離れた場所でも感動しました。
そして動画の編集をしながら、また感動して、何度でも感動することができる素晴らしい光景でした。
と言っても、写真では伝わらないですよね。
と言うことで、動画を見てくださいね!
この動画は、本当に見て欲しいです。
”撮影・編集を褒めて欲しい”とか”視聴回数を伸ばしたい”とか、下世話なことを考えているのではなく、とにかく花火が美しくて、イベントが素晴らしくて、福岡の街が美しいんです。
福岡の街の美しさを再確認してくださいね。
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①飛行機・夕景の写真
camera: sony α7R4
lens:SEL200600G(FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS )、1.4倍テレコン SEL14TC
飛行機は手持ち撮影、夕景は三脚固定撮影②花火の写真
camera: sony α7R4
lens:SEL70200GM2(FE 70-200mm F2.8 GM OSS II )、1.4倍テレコン SEL14TC
三脚固定撮影、リモートシャッター使用③花火の動画(YouTube)
camera: Nikon z6ii
lens:SEL200600G(FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS )
マウントアダプター: Megadap ETZ21
三脚固定撮影,ビデオ雲台
(焦点距離380mm,Mモード,F8,ISO25600,シャッタースピード1/30秒,4Kで撮影して動画編集でHD画質にダウンコンバート)④夕景のタイムラプス動画(YouTube)
camera: sony α7R4
lens:SEL70200GM2(FE 70-200mm F2.8 GM OSS II )、1.4倍テレコン SEL14TC
三脚固定撮影
(焦点距離420mm相当,Aモード,F10,ISO100〜1000,シャッタースピード2秒でISOを上げる露出平準化撮影,APS-Cモードで1.5倍クロップ)【写真編集・動画編集】
写真編集ソフト:Adobe Lightroom
タイムラプス作成: LumaFusion
動画編集: DaVinci Resolve(無償版で練習中)
YouTubeサムネ作成: Canva Pro
PC: Macbook Air M1(メモリ16GB)動画編集のカラーグレーディングで、街と夜空が美しくなるよう、シャドー・中間・ハイライト、それぞれに差し色をしています。彩度は上げていないが、花火の色が赤くなりすぎたので、赤を抑えるように再調整しました。