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カメラと旅する

「シリウスb」望遠レンズで撮影チャレンジ-1回目|福岡県八女郡星野村

望遠レンズでシリウスb撮影チャレンジ,福岡県八女郡星野村
kehogi-photo

こんにちは、kehogiです。

最近本屋さんで買った天文ガイドの本に書いてある「シリウスbに注目」という言葉を見て、僕も注目してみました。

シリウスbって、馴染みが無い言葉ですね。シリウスbが何かも含めて書いていきますね。

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シリウスbって何?

シリウスaとシリウスb

秋冬の夜空に煌めくオリオン座。そのそばでひときわ明るく光っているのが一等星シリウスです。

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この写真は2023年12月に草千里ヶ浜(熊本県阿蘇郡南阿蘇村/阿蘇市)で撮影したオリオン座とシリウスです。(この日の星空は以下記事に書いていて、流星・流星痕・オリオン大星雲の写真を掲載しています。)
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私たちに馴染みのあるシリウスは実はシリウスaと定義された星で、その周囲を回っている伴星・シリウスbが存在しています。

またシリウスaの明るさは-1.5等級で、シリウスbの明るさは8等級で、全く異なるためシリウスbを肉眼で見ることはできないと思います。(星の明るさは数字が小さいほど明るい)

シリウスbの動き

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シリウスaとシリウスbの配置図を作成してみました。

シリウスbはシリウスaを50年周期で回っていて、軌道上最も離れる2020年〜2025年が見頃とされています。但し見頃といっても大型望遠鏡を使って見頃ということで、一般的に知られていない情報です。

白色矮星

シリウスbは、星の寿命を迎えた存在で、白色矮星という種類の星(星というか燃え残り)だそうです。

恒星の名残が光を放ち、シリウスaを周回するなんて、やっぱり宇宙は不思議なことだらけですね。

撮影場所:星野村

今回撮影を行ったのは福岡県八女郡星野村にある星の文化館天文台の近くです。

星野村は、名前のごとく星を綺麗に見ることができる場所で、天文台は一般に開放されています。(入場料が必要)

実のところは、何度か天の川を撮影したことがある耳納連山の開けた場所で撮影する予定でしたが、昨今の豪雨の影響で通行止め箇所ばかりになっていて、撮影場所が定まらず、暗くて怖い尾根伝いの道をただただドライブして、テンションだだ下がりで星野村へ降りてきたのでした、、、

シリウスbを撮影する

撮影にチャレンジするにあたって、まずネット・SNSで情報を検索してみると、天文台の大型望遠鏡で撮影した写真、天文系の猛者が望遠鏡を使って撮影した写真が出てきますが、望遠レンズで撮影した写真を見つけることはできませんでした。

望遠レンズで写るのか分からないけど、とりあえずやってみようと思いました。まあ最近出番が無い望遠レンズ(昨夏、遠景での花火撮影で活用)を、使いたい気持ちが強かったですね。

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撮影当日は、ドライブでテンションが下がったことと、周囲に人がそこそこいたことで、撮影機材や撮影風景を撮ってないですね。2回目のチャレンジでは、撮りたいと考えています。

シリウスbは写ったのか

望遠レンズでシリウスb撮影チャレンジ,福岡県八女郡星野村

シリウス(シリウスa)の画像です。
(写真は拡大せず、縮尺変更無しで このブログの適正サイズにトリミングしたものです)

望遠レンズでシリウスb撮影チャレンジ,福岡県八女郡星野村

さきほどの画像を拡大しました。
シリウス美しさは神秘的だと感じます。

そして写真編集ソフトで各種パラメーターを調整して、シリウスbが現れることを願います。

望遠レンズでシリウスb撮影チャレンジ,福岡県八女郡星野村

すると、星の存在を示す点が、かすかに写っているような、気のせいのような

ここにいて欲しい
写真に書き込んだ僕の願いを、確かめる術はありません。

もう一度

望遠レンズでシリウスb撮影チャレンジ,福岡県八女郡星野村

上記に書いたように、”シリウスbが写ったのか、写ってないのか分からない”というか、たぶん写ってないと思います。

だからもう一度チャレンジします。

今回、テンションが低かったり、人が多かったことも影響して、いくつかミスってても、それを修正しなかったので、次回は落ち着いて撮影したいと思います。

2024年内に何回かチャレンジした結果、写ってなくてもいいんです。チャレンジした記録が、僕の旅の記録になるのだから。

この日のカメラと撮影メモ


Q
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camera: sony α7R4
lens:SEL200600G(FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS )
赤道儀:Vixen ポラリエU 、極軸望遠鏡
微動雲台:K-ASTEC XY60
三脚:マンフロット MT055XPRO3
※重い望遠レンズを赤道儀に搭載するためのオプション製品を持たずにやってます。正確を期すために、入手した方が良いですね。

・天体撮影は素人なので、他の方への有益な情報にならないと思いますが、自分用でもあるので以下メモを残します。

・焦点距離600mm×1.5倍(APS-Cモード)で900mm相当の画角になっています。
・カメラが高画素機(6100万画素)なので、APS-Cモードでクロップしても2620万画素が保たれています。

・シリウスが鮮やかに写っている写真は、F6.3、ISO5000,シャッタースピード4秒で撮影した10枚をスタック(ノイズ低減処理)し、写真編集しています。ただしスタックすると、光の点が平均化されることで、微細な点は処理を経て消えるのではないかと想定します。

・シリウスbが写ってるかもしれない写真は、F6.3、ISO10000,シャッタースピード4秒で撮影した1枚もの。写真編集ソフトで露出等のパラメーターを下げて、シリウスbを探した写真の中で、シリウスbっぽい点がある1枚です。

・今回以下のミスがあったので、次回は落ち着いて取り組もうと思います。

①北極星の導入がイマイチ→もう一度マニュアルを読もう
②ピント合わせが甘い→純正リモコンを使って細かく調整してみる
③赤道儀が向く方角が(たぶん途中で)ズレた→ちゃんと①のセッティングをして、途中でもチェックしよう

スタックソフト:StarryLandscapeStacker
写真編集ソフト:Adobe Lightroom

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