今年も おつカレーさまでした：Café TREE FROG(カフェ ツリーフロッグ)|福岡県春日市

camera: Nikon z6ii
lens: フォクトレンダー apo-lanthar 35mm
マウントアダプター Megadap ETZ21使用（E→Z）
写真編集: Adobe Lightroom

・Aモードで、f値を変えて背景のボケ量を調整しながら撮影しました。
今回は奥行き感を出したくて、比較的ボかしたように撮っていますが、ボケ量が多いと料理のピントが合う範囲が浅くなるので、自分なりにバランスが良いと思うボケ量にしています。

・ホワイトバランスはオート
この日、店長さんともお話ししたのですが、カフェツリーフロッグさんでの撮影って難易度が高いと思っています。（撮影の難易度というより、写真編集の味付けが必要ってことかもしれません）

それは光がミックス光（自然光と各種照明）の影響で、写真では料理が色被りして写るからです。影も多くなります。

カメラは白いものが白く写るよう忠実に仕事をするので、色温度低めの写真になりがちですが、カフェの雰囲気を再現しようと色温度を上げると色被りの黄色・オレンジが強い写真になります。色温度を下げたり写真編集で色を抜くと、雰囲気がなくなり料理もあっさりしたように見えます。

使っている編集ソフトで部分的に調整できるのであれば、空間は温かみをもたせつつ、料理部分だけ色被りが抜けるように若干調整することも出来ます。（色温度を少しだけ下げたり、オレンジだけ少し抜いたり、白を少し強めにしたりと、やり方はいろいろかな）

ちなみに僕は、写真編集推奨派です。
スマホ含めてカメラは人間の見た風景をそのまま再現できない（明るい部分・暗い部分に引っ張られたり、色の過不足が起きたり）と僕は思っているので、『記憶に沿って写真を整えてみたら楽しいんじゃないかなー』ってのが、僕の考え方ですね。

そう考えると人間の目って凄いですね。
この文章を書きながら、温かなカフェの風景が浮かんできました。