晩夏の夜:いろは島展望台|佐賀県唐津市肥前町
この8月下旬に、佐賀県唐津市方面を巡った景色と星空を投稿しますね。
家を出発したのが17時頃だったけど、出来れば夕陽を眺めたい。 間に合うかな?
「間に合った!」
棚田の向こう、海を染めながら太陽が沈んでいきます。
ここ浜野浦の棚田[佐賀県東松浦郡玄海町]は景色の美しさから、日本棚田百選にも選ばれた棚田のようです。
10枚ほど夕陽の写真を撮ることが出来ましたが、急いでシャッターを押した最初の1枚がベストショットでした。
太陽は、雲に隠れながら、あっという間に水平線の向こうへ行きました。
そして、棚田の景色に静寂が訪れます。
ブログを書きながら、「日の出日の入り時刻方角マップ」で太陽の位置をシュミレーションしてみると、8月上旬が太陽の位置がベスト(上の写真の中央位置)っぽいですね。 海面に反射する太陽の光で、棚田のそばまで明るいんじゃないかな。
そうやって少しずつ太陽の位置が変わり、季節が移っていくのですね。
ここは、棚田に行く時に、素敵な景色だと思っていた場所です。 良い時間に戻って来れました。
ブルーアワーのひと時、空の淡い色が海面を染めています。
目的の、いろは島展望台に着きました。
夜空は雲に覆われていますが、雲間に星が煌めいています。
満点の星を撮影することは出来ませんが、タイムラプス動画にすれば動きのある動画になるだろうと思い、1時間ほどカメラに任せて連続撮影をしてみました。
「海の向こうの明るい場所は何かな?」
望遠レンズも持っていたので、雲間の星を眺めつつ、遠くの風景も撮影してみました。 どうやら港で、造船所があるようです。
これも海の風景ですね。いいものです。
8月下旬は、「夏の天の川」と呼んでいる天の川銀河の星が濃い箇所を見るのが、そろそろ終わりの時期。 日没と同時に、天の川銀河は直立(縦になっている)していて、星を撮影する人は、秋冬の星の撮影へと移行していきます。
タイムラプス動画で、終わりゆく夏の夜を感じてください。
昨年もそうだったけど、今年の夏の夜は雲が多かった。
7月から8月は、あまり星を撮影することが出来ず、「僕って、星を撮る人だったっけ?」なんて思ってました。
正直、星を撮らなくても、”日常にある光を撮り続けていけばいい”とも思ってもいます。
でもやっぱり、星を眺めて、宇宙や銀河のロマンを感じたいですね。 僕が撮り続けることで、夜空を見上げる人が1人ずつでも増えればいいのかな。
いろは島展望台は、昼間も絶景です。 ぜひ行かれてくださいね。
この日のカメラは
[夕景]
camera: nikon z6ii
lens: NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
[星景]
camera: nikon z6ii
lens: SEL14F18GM(FE 14mm F1.8 GM)
マウントアダプターETZ21使用(E→Z)
↑星景撮影での初テスト
[望遠(造船所)]
camera: sony α7R4
lens:SEL200600G(FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS )