穏やかな子育てを願って:守母神社|福岡県糟屋郡須恵町
先日、糟屋郡須恵町のカフェ藁さん(現在、糟屋郡志免町へ移転)での美味しい時間(以下投稿↓↓↓)を過ごした後、篠栗町に向かっていました。その運転中に気になる場所を見掛けたので、引き返してみました。
昭和の森公園の駐車場に車を停めて、自然歩道のような道を歩いて行きます。
鳥居のそばに分岐があります。
野鳥の森も気になりますね。曇天の下、鳥の声が森に響いています。
池のそばの参道は、緑に包まれた澄んだ空気を感じます。
天気のせいもあるけど、鳥居の先は、ちょっと暗く感じますね。(神さまには失礼ながら、苦手な方は、ここまで歩けばいいのかもしれません。素敵な散策ルートですし。)
インスタグラムで神社での風景を投稿をする際に、時々書くのですが、僕のお参り・撮影スタイルは、拝殿でしっかり手を合わせ、撮影させて頂く許しを請います。と言っても、「撮影して良いよ!」とメッセージが返ってくる訳ではないので、自分から「ありがとうございます。」と述べています。
今回は、お参りした後、狛犬さんを撮らせてもらいました。
神さまから見て左側の狛犬さん(口を開いた阿形(あぎょう))
そして、神さまから見て右側の狛犬さん(口を閉じた吽形(うんぎょう))
ここで、子どもの狛犬さんの存在と、それを大切に抱いていることに気付きました。珍しいですよね。
実は、ここ守母神社の由来は
戦国時代に若杉山にあった高鳥居城が落城する際、城主の幼君と乳母が一緒に逃げる途中で隠れていて、幼君の泣き声によって追手に発見され、共に最期を遂げたことから来ているそうです。
『この身はこの地に果てるとも万民の母となって、幼児の夜泣きを止め、子どもを二度とこのような悲しい目に合わさぬ。』と誓って最期を遂げた。
守母神社の由来を記した看板に、そう書いてありました。
僕自身も思い返すと、子どもの夜泣きには苦労しましたね。
仕事が大変で精神的に余裕が無い状態での睡眠不足や、寝かしつけが上手くいかず大声で泣かれることが続いたりして、僕も奥さんも困り果てて、苛立つこともあったりしました。
今は男性も、育児休暇・育児休業(それぞれ別ものです)が取りやすくなったとは聞きますが、どうなんですかね。
制度や状況については、詳しくないのですが
収入面のこともあるから、休みを取らず仕事と育児の両立を図っている方が多いのではないかと想像します。(僕の想像が外れて、休みを取って穏やかに子育てしている人が多いと嬉しいのですが。)
税金や支出が増えていくニュースが多い今
時には悲しいニュースも聞こえてくる今
親も穏やかに子育てできて、子どもが健やかに育つ世の中を、神さまへお願いしたいと思います。
この公園は、とても広いようです。
今度は、ゆっくり歩いてみようと思います。
この日のカメラは
camera: nikon z6ii
lens: フォクトレンダー apo-lanthar 35mm
マウントアダプターETZ21使用(E→Z)