雨の6月 夏を待つ:日田彦山線鉄道橋|福岡県朝倉郡東峰村
前回の投稿(こちら↓↓↓)で、穏やかなじかんを過ごした後、東峰村にある日田彦山線の鉄道橋(めがね橋)を巡りました。
田川郡添田町・彦山川で蛍撮影をした、先日の投稿でも書きましたが、
日田彦山線は、2017年7月・九州北部豪雨で大きな被害を受けて、東峰村・添田町には現在電車が走っていませんが、今年2023年の夏にBRT(バスによる旅客システム)で復旧予定なんです。
今回の投稿で紹介する鉄道橋は、昭和18年に開通し近代土木遺産に認定された歴史ある建造物で、今年の夏からバス用に形を変えて復旧予定です。
まず着いたのは、第二大行司橋梁です。
小雨が降っているし、写真は撮らずに、次回の星空撮影の下見だけにしておこうかと思ったのですが、
「それじゃいかんよね〜。」と思い直し、カメラを向けてみました。
すると、水田に山のリフレクション(写り込み)がありました。
青空ではない夕方の景色だけど、田植え直後の梅雨時期ならでは景色だと思いました。
以前は、橋のそばに不動尊があり、春には桜が咲いていたのですが、今は工事により無くなっています。(せっかくだから、写真を掲載します。)
いつも思うんですよね、景色は一期一会だって。
もう、この景色は見れないんだろうな。
その時、撮っていて良かったと思っています。(2020年4月撮影)
次に訪れたのは、宝珠山橋梁です。
以前は、東峰村の景色が、こんなに素敵なものだと知りませんでした。
日田彦山線の客車に乗って、ガタンゴトンと揺られながら、山間の景色を眺めてみたかったな。
そして最後に、栗木野橋梁を訪れました。
どの橋も、バスが走るための工事が終わっているようで、新しくなった柵が夏を待っているように見えます。
JR九州のホームページを確認したら、2023年8月28日に”日田彦山線・BRTひこぼしライン”として開通するようです。リンクを貼らせていただきました。詳細や時刻表なども見ることができます。
↓↓↓
https://www.jrkyushu.co.jp/train/hikoboshiline/
”ひこぼし”で思い出したけど、この写真は”ひこぼし”だね。
2020年2月に東峰村にある、宝珠石と呼ばれる隕石が御神体とされる岩屋神社でお参りをした後で、撮れた写真です。(流星は編集で、ちょっと強調しています。)
この路線の復旧を願ってカメラを向けていた時期だったので、流星が映ったことに、とても喜びました。そして今、見返してみると、わし座のアルタイル(ひこぼし)間近を流れています。
不思議なものですね。
(鉄道橋のライトアップ・2022年1月1日撮影)
開通したら、夜の便に乗ってみよう。
どんな景色が見れるんだろう。
銀河鉄道ではないけど、銀河行きのバスになるのかな。
夕方の景色のカメラは
camera: nikon z6ii
lens: フォクトレンダー apo-lanthar 35mm
マウントアダプターETZ21使用(E→Z)
桜の日のカメラは
camera: Lumix gx1
lens: フォクトレンダー nokton 50mmだと思う(換算値)
ひこぼしと流星の日のカメラは
camera: Lumix gx7
lens: フォクトレンダー nokton 21mmだと思う(換算値)
鉄道橋ライトアップのカメラは
camera: sony a7R4
lens: フォクトレンダー apo-lanthar 35mm