雲間に飛ぶ白鳥:杵島岳|熊本県阿蘇市
先日投稿した、熊本県阿蘇市・杵島岳での星空撮影の番外編です。
(投稿は、こちら↓↓↓)
30分ほど雲が晴れた間
1台のカメラで、タイムラプス撮影、
もう1台のカメラで、ポータブル赤道儀という装置を使った写真撮影をしていました。
それで今回は、もう1台側の写真を投稿します。
天の川銀河中心部の写真です。
これは120秒間シャッターを開けて撮ったものです。
(星って日周運動で動いているから(実際は地球側が動いている)、普通に撮っていると、線状に写ってしまいます。 星を追尾することで、光の線にならないようにしてくれるのが赤道儀って装置なんです。ざっくりな説明ですが。)
天の川銀河中心部って不思議な景色です。
星の集まりが雲のように見えます。また一つ一つの光って、太陽系で言うところの太陽(恒星)にあたるので、その周囲には木星とか地球のような惑星もあるんでしょう。
また、雲のような部分に挟まれたように映る黒い部分は、暗黒星雲と言って、ガス・塵で向こう側の光が見えない部分なんだそうです。
天の川を肉眼で見たら、夜空にキラキラした白い雲があるように見えますよ。暗黒部分も分かります。
今度は、銀河をたどって、はくちょう座付近を撮りました。
シャッタースピードは150秒です。
この付近は、驚くほどたくさんの星がありますね。
「ありがとうございました。」
この日は、雲が出ていて、思ったような写真は、あまり撮れなかったけど、これらの写真も撮れたことに感謝。
「夏はこれから。焦らなくていいよ」
雲間に飛ぶ白鳥が、そう伝えてくれた気がしました。
この写真のカメラは
camera: sony α7R4
lens: フォクトレンダー apo-lanthar 50mm
赤道儀: Vixen ポラリエu
写真編集: Lightroom→Photoshop
1枚撮りの写真です。