マウントアダプター Megadap ETZ21
こんにちは、kehogiです。
今回は、Sony(Eマウント)のレンズをNikon(Zマウント)のカメラ本体に使用可能にするマウントアダプターを紹介しますね。
2024年3月31日追記
このアダプターを使用した星景写真で、周辺像が流れるケースがあるという情報を聞きました。
僕は1年弱使用して、特に問題を感じたことは無く、タイムラプス撮影以外での持ち出し頻度が少なかったNikonのカメラが日常使い出来て、幸せになれました。
しかし、カメラ・レンズとの組み合わせによる相性問題の可能性があるかもしれません。ご注意ください。
僕は、Sony(Eマウント)とNikon(Zマウント)の2規格のカメラを使用しています。
フルサイズデビュー時はSony機を購入し、その後星空タイムラプスを撮り始めるにあたって、Nikon機が非常に優秀という情報を得て、無理して買ったのがきっかけです。
2つの規格を運用していく中で問題になってくるのが、互換性の無いレンズをどう揃えていくかということ。
お金が無尽蔵に出てくる小槌を持っていれば、それぞれ好きなレンズを買えばいいけど、誰しもそうはいかないですよね。
※余談ですが、マイクロフォーサーズ規格のカメラ(lumix dc-g9,gx7)も現役で使っています。フルサイズ疲れが出た時は、こっちで気軽に撮っています。
そこで購入したのが、これです。
マウントアダプターのETZ21は、Sony EマウントレンズをNikon Zマウントのカメラ本体に装着するためのアダプターです。
ちなみに、逆(Nikon ZマウントのレンズをのSony Eマウントのカメラ本体に装着する)の製品は、カメラ・レンズの機構的に無いようです。
内容物は、こんな感じ。
裏面にしてみました。
右のUSBケーブルがついたクリップのようなものは、アダプターのファームウェアをアップデートする際に使用する機器です。新しいレンズに対してメーカーが対応したら、アップデートしていきます。
まず、Eマウントのレンズ フォクトレンダー・apo-lanthar 35mmにアダプターを付けてみました。
レビュー動画で、「かっちりはめるのに力が必要」的な内容を見ていたのですが、思いのほかスムーズにカチッと音がして、はまりました。
あっ!とっても好きな外観になりました。(関係無いけど)
現在、このカメラ用のレンズは大きなズームレンズのみだったので、本来好きなシンプルな外観になり、このカメラの新たな面を見た感じです。(MFレンズが大好きなので)
グラつきとかは、全く無いですね。
考えてみれば、グラついてたら、こういった製品として存在しえないのですが、ポチる時に少し不安だったりしました。
そして、マニュアルフォーカスでの撮影は、まったく問題無しでした。
星空の撮影で信頼を置いているSony 14mm f1.8GMに、アダプターを付けてみました。
はい!違和感なく収まりました。
このレンズでも、スムーズにカチッと音がして、はまりました。試し撮りで、オートフォーカスも動作しました。
ただ、オートフォーカス速度については、僕はコメント出来ないですね。
動きもので試した訳では無いし、普段猫ちゃんもマニュアルフォーカスで撮ってて、あまりオートフォーカスは使わないので。
昨年は、山深い場所での星空撮影をするのに、2マウント体制のザック重量20kg越えでも、何度か頑張って登山しましたが、さすがにそれは非効率だと思っていて、Nikonのカメラ1台で効率化できないかと模索していました。
カメラ1台だけだと、タイムラプス撮影を開始したら、2〜3時間することが無くなりますが、暖かい飲み物を飲んで、ゆっくり星を眺めて、考え事でもしながら過ごせばいいのかなと。
それから、星景写真撮影用に焦点距離20mmのEマウントレンズ調達を検討しています。
カメラ2台持って行ける場所や軽登山では、14mmと20mmで撮影したいなと考えています。(現在は14mmと24〜70mm)
以上、何か参考になれば幸いです。
ただ、使っていく中で何らかの不具合が起きた場合、カメラ・レンズメーカーの保証外になると思うので、使用は自己責任になると思います。
2024年3月31日追記として、この記事の初めに書いた事項に、ご注意ください。